フランク・ロイド・ライト氏の作品が世界遺産に登録されました!~part2~
住宅営業部 沖陽造
2017.4月渡米時撮影
先日ですが、フランク・ロイド・ライト氏が設計した作品が世界遺産に登録されました!
それもなんと!8作品です。あの有名なアントニー・ガウディの作品でも7つです。
ライト氏の建築思想を引き継いだ家を建てている私たちにとってはとても嬉しい限りです。
その8作品を紹介いたします。
・ユニティーテンプル
・ロビー邸
・タリアセン
・ホリホック邸
・落水荘
・ジェイコブス邸
・タリアセンウエスト
・グッゲンハイム美術館
以上です。
私も実は海外研修で、アメリカ西海岸アリゾナ州にありますTALLIESIN WEST(タリアセンウエスト)、そしてカリフォルニア州のHOLLYHOCK HOUSE(ホリホック邸)を見学してきました。
どれも実物を見ると吸い込まれそうな外観の美しさと建物の水平ラインによってどっしりと地に足をついた建物でした。
2017.4月渡米時撮影
特に個人的にホリホック邸を見た時は感激しました。
立葵の花をモチーフとした幾何学的なデザインが外壁や窓ガラス、家具などの至るところに飾っていて訪れる人たちに印象を残す建物でした。
2017.4月渡米時撮影 ホリホック邸
翌1918年に設計した芦屋にあります山邑邸(ヨドコウ迎賓館)とよく似た類似点が数多くあったと思います。山邑邸と同様に丘の上の斜面に立っていました。
2017.4月渡米時撮影 ホリホック邸
内観は部屋と部屋相互を巧みな床の段差や部分によっては極端に低い天井でダイナミックに空間を切り替えながら連続させていました。
2017.4月渡米時撮影 ホリホック邸
2017.4月渡米時撮影 ホリホック邸
ライトの初期の作品プレーリーハウスの伝統から力強く決別して、たくましい建築による楽天主義を暗示した作品とも言われています。
世界遺産に登録された作品を生で見られたことは、私にとってかけがえのない財産です。
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