畳コーナーの活用方法
設計室 藤原加奈子
間取りを考える際に畳スペースを設けた間取りが人気です。
生活習慣が欧米化しているため和室より洋室を好む方が多くなっていますが、和室として一部屋設けるのではなく、洋室の一部に取り入れる方が多くなってきました。
畳スペースは色々な用途で使う事が出来ます。
来客時の客間として、お子様の遊び場・勉強スペース・家事スペースなどご家庭の生活スタイルに合わせて使い方を選べるスペースです。
畳はフローリングに比べ柔らかくクッション性があり温かく、直に座りゴロっと横になることも出来ます。
また香りの効果でリラックス効果もあります。
小さなお子様がいるご家庭ではお昼寝場所や遊ぶスペースにぴったり。
また洗濯物を畳んだりアイロンをかけたりと家事スペースで使用するのもよいです。
間仕切りを設置すれば独立した一部屋にする事も!
お子様が小さい時は仕切りをせずオープンに、その後は子供部屋として使うのもよいのではないでしょうか。
さらに老後にはご夫婦の寝室としても使う事も可能です
お子様の成長や生活スタイルに合わせて使い方を変えられるのはとても魅力です。
畳スペースを小上がりにするかフラットにするかによってもイメージや使い方が変わって来ます。
畳スペースをフラットにする場合はリビングの一部を畳スペースにすることが多く、床材は違ってもお部屋全体に繋がりがあり、広々とした空間になります。
ひな人形や五月人形等、和に合った飾りを飾る空間としても最適です。
神戸ギャラリー
小上がりスペースの場合は空間に高低差が出来、ある程度独立した空間になるため、一つのお部屋として成立します。
コロナ禍のこの時代、ワークスペース・書斎部屋等テレワーク用のお部屋として使用するのもよいのではないでしょうか。
また段差をうまく利用して畳下を収納スペースにしたり、腰をかけてくつろぐことも出来るため、立ち座りが楽で快適です。
YouTube公式チャンネルでは、和室や畳コーナーの施工事例集をまとめた動画を配信中です。
弊社の住宅シリーズ、「木心の家」と「オーガニックハウス」にわけて何本かアップしていますので、どうぞご覧くださいませ。
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