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ステンドグラスとオーガニックハウス

2024.07.16

神戸東モデルハウススタッフ 篠原 愛

オーガニックハウス「ラッタンバリー」とは?

神戸東にあるハウジングコレクション内のオーガニックハウス「ラッタンバリー」は、フランク・ロイド・ライトの「有機的建築」思想を継承した住宅です。ライトは旧帝国ホテルやヨドコウ迎賓館などの作品で知られる三大建築家の一人であり、空間の魔術師と称されています。今回は、このオーガニックハウスに取り入れられた幾何学模様、ステンドグラスの魅力をご紹介します。

フランクロイドライトのステンドグラスの特徴

ライトのステンドグラスは美しい光の演出やアート的な要素として現代の住まいにも取り入れられていますが、そのほとんどに曲線を使ったものは存在せず、僅かにある曲線もコンパスで描ける正円等の幾何学図形であり自由な曲線は出て来ません。
もともとライトはステンドグラスにそれほどの拘りがなかったようなのですが、今も人々の心を魅了しデザイン様式として取り上げられているのは、人の心を惹きつける「何か」があるからなのでしょう。
そのステンドグラスを取り入れる事で自然素材を使ったこのオーガニックハウスに、さらなる温かみと、明るく開放的な空間を創り出しています。

オーガニックハウス内のステンドグラス

玄関

玄関ドアとその横のステンドグラス!直線的なモチーフのドアとの調和を図り、とてもバランスが取れています。ガラスにすることにより重苦しくなく開放的な空間が生まれます。ワクワクしながらドアを開けると玄関ホールからリビングへ、そしてダイニングへと続きます。

 ダイニングのペンダントライト

ダイニングは、リビング同様連続した窓でキッチンからもウッドデッキ越しに四季の移ろいを感じる事が出来る人気の場所です。包み込まれるようにアールを描いた窓と円形テーブルがあり、その上にはステンドグラスで構成されたペンダントライトがあります。

円形テーブルの柔らかさと相反する直線的なライトの幾何学模様のステンドグラスがお洒落な空間を演出してくれます。身体に沿うように計算された椅子に座り、景色を眺めていると、時の経つのも忘れそうな居心地の良い空間です。

和室

 和室は障子や天井の格子を同一の幾何学模様のモチーフで構成され、オーセンティックな美しさを表現しています。多目的に使うことが出来る和室は、座ることが多いので天井は低めにし、さらに落ち着きを感じます。自然素材をいっぱい使い、遊び心のあるくつろげる癒しの空間です。

障子はワーロン紙という和紙を塩化ビニールでラミネートし、直線的なモチーフで障子や照明ともマッチし、モダンで趣を感じます。

パウダールーム

 2シンクのパウダールームはゆったりとしていて忙しい朝もゆったり身支度を整えられそうです。シャワールーム、パウダールームは天然石やガラスを使い、こちらも直線的ですっきりしたデザインモチーフで清潔感たっぷりです。

書斎

 ダイニングと同じアールを描いた窓には玄関と同じステンドグラスが備えられ、直線と曲線が織りなす特別な場所です。ご主人の書斎、奥様の家事室、そしてお子様のお勉強部屋にも良さそうです。

2階

2階へと続く階段の段鼻には模様が!直線的で可愛い模様です。ご来場のお客様は必ずと言っていいほど「まぁ可愛い」と言って下さいます。階段の手すりも幾何学模様で素敵です。

そして見上げたその先には、アールを描いた漆喰の壁に玄関や書斎とお揃いのステンドグラスが備えられ統一感を出しています。

2階はプライベートリビングとしてご紹介していますが、ステンドグラスを使ったパーテーションがお子様に人気で、色付きお部屋を何度も覗き込んで楽しんでいます。

フランクロイドライトのデザインが持つ魅力

光を取り込むステンドグラスは、お部屋に様々な表情を与え、外からの視線も遮ることが出来ます。
幾何学的でありながらもどこか温かみのあるフランクロイドライトのデザイン!
それは植物などの自然を表現しているからでしょうか。

自然素材と調和したオーガニックハウス

ライトが提唱した自然との調和、流行に左右されない住まい、そして平尾工務店がこだわる自然素材を用いた健康で安らぐ住まい、この二つが融合されてできた木の香りのするオーガニックハウス!そこに彩を添えるステンドグラスをぜひご覧下さいませ。

ご来場お待ちしています。

神戸東モデルハウスの詳細はこちらをご覧ください。