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新築住宅を建てるなら取り入れたい!おすすめ収納

2024.09.03

住宅営業部 明石美智子

 新築の住宅を建てる際、どんな収納を取り入れるかは非常に重要なポイントです。収納スペースが充実していると、家全体がすっきり片付き、生活の快適さが大きく向上します。
 今回は、設計段階からぜひ取り入れたい、おすすめの収納アイデアをいくつかご紹介します。これらの収納をうまく活用することで、毎日の暮らしがさらに快適になりますよ。

 どのように快適になるのか具体例を挙げてみましょう

  ①お洒落な状態が維持できる

  ②掃除がしやすい

  ③ライフスタイルの変化や趣味の多さに対応

  ④急な来客があった時、すきっきり片付いていると慌てない

 ではお勧めの収納をご紹介します。

  1. 玄関収納:靴とアウトドアグッズをすっきりと収める
  2. リビング収納:生活感を隠して部屋を広く見せる
  3. 家事室:便利な家事専用のスペースを確保
  4. ファミリークローゼット:家事動線を短くして効率アップ
  5. パントリー:まとめ買いの食品や日用品をスッキリ収納
  6. ウォークインクローゼット:大容量収納でスッキリとした生活を
  7. 失敗例とその対策

1.玄関収納:靴とアウトドアグッズをすっきりと収める

 玄関は家の顔とも言える場所ですが、靴やアウトドア用品が散らかっていると第一印象が悪くなってしまいます。そこでおすすめなのが、たっぷり収納できる玄関収納です。家族全員の靴を整理し、アウトドアで使用する小物や傘、スポーツ用品などもすっきりと収めることができます。特に、小さなお子さんがいる家庭では、外遊びの道具やベビーカーなどの収納場所が必要になります。玄関収納を設けることで、玄関が常にきれいに保たれ、出入りがスムーズになります。

実例として

最近は電動自転車の充電スペースとして利用される方も多いです。

ここでワンポイント!!

 収納するものに応じて、高さを調整できる可動棚や、レインコートなどを掛けられるハンガーパイプがあると便利ですね。

2.リビング収納: 生活感を隠して部屋を広く見せる

 リビングは家族が最も長く過ごす場所ですが、日常的に使うものが散乱しがちです。リモコンや雑誌、おもちゃなどがあふれてしまうと、どうしても雑然とした印象になってしまいます。そんなときに役立つのがリビング収納です。テレビボードや壁面収納、キャビネットなどを設置し、普段使うものをすべてしまうことで、リビング全体がすっきりと片付き、広々とした空間が実現します。また、急な来客があっても、サッと片付けることができるので便利です。

実例として

 近年はリビング学習を推奨される傾向にあります。お子さまの本や習い事の道具の収納場所などもニーズが増えてきていますよ。

人気の小上がりの畳スペースの実例をご紹介します。

小上がりの畳スペース下に収納スペースを設けました。

おもちゃなどを収納されます。収納用のケースなどはお施主様がご用意されるとのことでオープンにしています。

3.家事室: 便利な家事専用のスペースを確保

 近年、家事効率を上げるために専用の家事室を設ける家庭が増えています。アイロンがけや裁縫、料理のレシピをチェックするなど、家事に必要な小物類を収納できるスペースがあると、家事がスムーズに進みます。さらに、洗濯物の整理や折りたたみも、家事室内で完結できるため、他の部屋が散らかる心配もありません。家事を効率的に行える環境を整えることで、家族全員の時間を有効に活用することができます。

ここでワンポイント!!

天井に洋服を干せる金物を設置することで、室内干しスペースとしても活用できます。

イメージ画像

4.ファミリークローゼット: 家事動線を短くして効率アップ

 家族全員の衣類を一か所にまとめて収納できるファミリークローゼットは、特に1階に設置することで家事動線が大幅に短縮されます。例えば、洗濯物を取り込んでそのままクローゼットに片付けるという一連の動作がスムーズに行えるため、家事の負担が軽減されます。また、子供の成長に合わせて収納方法を見直すことも簡単で、長く使える収納スペースとなります。家族全員が使いやすい場所にあるクローゼットは、毎日の生活をより快適にしてくれます。

お客様の声

 実際にファミリークローゼットを取り入れたお客様からは、「容量を大きくしたので衣替えの手間がなく本当に便利です」とのお声をいただいています。

5.パントリー: まとめ買いの食品や日用品をスッキリ収納

 パントリーは、キッチンの近くに設置することで、食材や日用品のストックを効率的に管理できます。特に、まとめ買いをする家庭にとって、パントリーは非常に便利です。缶詰や瓶詰め、調味料、乾物などを整理し、必要なときにすぐ取り出せるようにしておくことで、キッチンがスッキリと保たれます。また、パントリー内に可動棚を設けることで、食品の種類ごとに分けて収納でき、在庫管理がしやすくなります。これにより、無駄な買い物を減らし、家計の節約にもつながります。

ここでワンポイント!!

 パントリーの奥行は深すぎない様にすることで、奥に仕舞い込んで購入したことを忘れた・・なんてことを防げ、すぐに取り出しやすく、忙しい家事に不要な時間がかからない様、より便利に使えますよ。

6.ウォークインクローゼット: 大容量収納でスッキリとした生活を

 ウォークインクローゼットは、単なる衣類の収納スペースにとどまらず、カバンや布団、季節物の飾り(ひな人形やクリスマスツリーなど)も収納できる万能スペースです。大きな収納スペースを確保することで、普段は使わないアイテムをスッキリと片付けることができ、他の部屋の収納スペースを有効活用できます。また、ウォークインクローゼット内に鏡を設置すれば、身だしなみのチェックも同時に行えるので、朝の準備がスムーズに進みます。

ここでワンポイント!!

 単なる納戸では整理しにくい点を棚やハンガー掛けなどを設置することで収納したものを探しやすく、便利になります。風通しに小さな窓を設けるのも良いですね。

失敗例とその対策:理想の収納を実現するために知っておくべきこと

 新築住宅を建てる際、収納スペースの設計は非常に重要ですが、実際に住み始めてから「こうすればよかった」と後悔することも少なくありません。ここでは、これまでの失敗例をもとに、同じ過ちを繰り返さないためのアドバイスをお伝えします。

玄関収納をオープンにしてしまった失敗例

 ある家庭では、玄関収納をオープンタイプにした結果、外で汚れた靴が常に丸見えになってしまい、家全体の印象が悪くなってしまいました。玄関は家の顔であり、訪れる人々に第一印象を与える場所です。汚れた靴やアウトドア用品が無防備に見えてしまうのは、せっかくの新築住宅の美しさを損なう要因となってしまいます。

対策

 このような失敗を避けるためには、玄関収納には扉やのれん、あるいはロールスクリーンを設置して、靴や小物を見えなくする工夫を取り入れるとよいでしょう。デザイン面でも閉鎖型の収納にすることで、玄関が常にスッキリとした印象を保つことができます。事前に収納の見た目と使い勝手のバランスを考慮し、具体的な利用シーンを想定することが大切です。

《関連情報》

その扉 本当にいりますか?~オープン収納のメリット・デメリット~

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家事室の活用を考える際の注意点-失敗例

 別の家庭では、家事室を設けたものの、想像していたように活用できず、逆に不便さを感じる結果となりました。特に、アイロンがけのスペースを設けたことで通路が狭くなり、家事室全体が使いにくくなってしまったという問題がありました。この原因は、打ち合わせの段階で家事室内の動線や実際の利用シーンを十分に考慮しなかったことにあります。

対策

  家事室のような専用スペースを設計する際には、スペースの広さと家具や道具の配置が非常に重要です。狭い空間に多機能を詰め込もうとすると、かえって使い勝手が悪くなることがあります。家事動線をしっかりとシミュレーションし、動きやすさや快適さを優先したレイアウトを心がけることが成功の鍵です。また、設計段階で実際に使うシーンを具体的に想像し、家事の流れがスムーズに進むようなプランを立てることが失敗を防ぐポイントとなります。

まとめ

 新築住宅を建てる際に、取り入れたい収納アイデアをいくつかご紹介しました。玄関収納、リビング収納、家事室、ファミリークローゼット、パントリー、ウォークインクローゼットなど、それぞれが日常生活をより快適で効率的にし、家事の負担を軽減してくれる重要な役割を果たします。家の中がスッキリと片付き、暮らしやすくなるこれらの収納スペースを、ぜひ検討してみてください。

 また、収納設計では失敗を避けるために、事前の計画が欠かせません。玄関収納のオープン設計や家事室の動線に少し工夫が必要だった事例から学び、完成後の利用シーンを具体的に想像することが大切です。使い勝手とデザインのバランスを取りながら、機能性を高める工夫を取り入れることで、理想的な収納スペースを実現できます。設計段階でしっかりと考え抜いた収納プランが、快適で効率的な生活をサポートしてくれるでしょう。


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